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品川から新幹線に乗り浜松へ。浜松駅に見覚えがあったのでたぶん二度目かな?VOCALO.BITというクラブイベントで来たことがあったかも。睡眠不足と疲労で食欲もわかずアイスコーヒー一杯で朝食(?)を済ます。遠州濱乃屋さんのしらす天丼食べたかった…。
まずは「浜松市楽器博物館」へ行きれれれPさんの講演まで時間をつぶしてました。ところが時間をつぶすどころじゃない展示品の数々!今度はこれをみるために浜松まで行きたいぐらいでした!孔雀の形をしてる弦楽器とか(でかい)、ガムラン楽器一式とか(展示室の半分占めてる)、韓国の足がアヒルの楽器とか(アヒルの足じゃなくてアヒルの彫刻がついてる)。人間は様々な方法で音楽を作るんですね。
じっくり見てたら1階のフロアだけで2時間以上いました。地下の展示室にヨーロッパの楽器やピアノ系の楽器の展示があったのでもっと見たかったー;;
慌ててボカジェネへ。れれれPさんがまさに講演を始めようとしているところでした。
れれれPさんの講演「れれれPの曲作りの心構え!」
パワポと同じ内容が印刷されたプリントが配られて、モニターに表示しながら説明してました。
章立ては以下の通りです。
曲作りの心がまえ-ボカロ曲ができるまで-
序章:この講座の目的
第1章:曲作りとは
第2章:作曲について
第3章:作詞について
第4章:編曲・DTMについて
第5章:ミックスについて
第6章:全体のまとめ
まじ学校のゼミや…。
章の順番通り作曲・作詞・編曲・ミックスの手順をざっくりお話されました。
作曲に関しては「千本桜」を教材にパッチワーク式作曲法を解説。
作詞に関してはいくつかの要点をあげて、「ノイズキャンセラー」「ヤサグ恋歌」のサビ部分を用いて解説。
でもまとめの段階で、お金と音楽的な知識の重要性を繰り返してましたwうん、お金がないと何もできませんよね。
最後に質問を受け付けた時、得意な工程と苦手な工程はどれかという質問に対して
「得意なのは…作曲…かな。でも最近作れてないですねw」
と仰ってて、良いんですよ!自信持って作曲が得意ですと仰って良いんですよ!ちなみに苦手な工程はミックスだそうです。
れPさんはこうやって曲を作ってらっしゃるのですねー。また機会があればパッチワーク式作曲法の変化形の作り方についてもっと詳しく頼みますー;;盛り上げ方とか終了提示の作り方とかー。
クリスタルPさんの講演「クリスタルP基調講演:クズ度」
なぜか始まる前から映されている酒の空き瓶の画像wwwwwww
二本目完飲。 pic.twitter.com/d6bo5bUs2w
— キッド@5/11 ボカジェネB09.10 (@kid_NnDS) 2014, 5月 2
Pなんてクズだよという酷い内容から始まりました。「夕方5時半ごろから11時ぐらいまでいたかな。」
酒の話はいいですからwしかもクリPさん飲めないんでしょwww前の方に座って聞いてる中学生ぐらいの女の子うけてないですから!
クリスタルPさんのスタジオの写真を見ながら機材について解説。写真を見る限り、コの字型に機材が取り囲んでます。パソコンの両脇にYAMAHAのスピーカーが2種類、隣にキーボードが2台、さらにその隣から音源やらシンセサイザーがラックに積まれて何台もありました。多過ぎてケーブルがつなぎ切れず、操作できないと思ったらつないでなかったなんて事もあるそうです。
貴重なお話が聞けたはずなんですがDTM関連には疎いのでメーカーや音質について解説されてもいまいち頭に入らず、もったいない時間を過ごしてしまいました;;
自分用メモ
・フォーカスのオーディオインターフェース
・ソフトシンセだけだと音が埋もれるのでハード音源も使う。キャラクターの違う音源は目立つ=ミックスが楽
・CSX YAMAHA製 ユーロビート系が得意
・ミキサーの2大 メーカーSSLとニーブ
走り書きしたメモですが、ググってみても全然わかりません。プロのミュージシャンの世界のお話なんてわかるわけなかった。
お仕事のお話。
実際にクリPさんがこれらの機材を使ってどのようなお仕事をなさっているか。お仕事で携わった曲をサンプルに、作曲とは・編曲とはということを聴かせてくれました。
①作曲家さんがデモソングを作る
②編曲家さんが曲をさらに完成に近づける
③クリスタルPさんがシンセで曲を飾る
④完成した曲
の4トラックを聴き比べました。
①の段階では機械音らしいぺらぺらした音で曲ができていて、仮歌もなんちゃって英語で歌われてました。
②になったらいきなりドラムとベースとギターがぎゅんぎゅん鳴ってて十分バンドサウンドとして形になっていた気がしました。
クリPさんが③の段階をふんで曲をより綺麗にするというか飾るというか音を足してました。③は編曲後のデータを聴いて最初にアレンジを加えたデータ。つまりテイク1。②があまりに整っていたので5つ程度しか音を加えなかったそうです。
ミキシングとマスタリングを経て④の完成となりました。音の響きも音色も違う!クリPさんご自身「こんな音入れたっけ?」と思うほど音が変わったそうです。個人的にはなんちゃって英語が日本語の歌詞になっていたのが印象的でした。(関係無い)
③の作業で『もっと音を削れ』とディレクションが入り、結局リテイク20回とか…。ひえー;お疲れ様でした。「もうこの取引先とは仕事してないw」そうです…デスヨネー。
この曲に携わった方々が「言っていいのかな?」とか言いながらお話の中に出てきましたが、すごい方々なんですね;;山下達郎とか椎名林檎とかアンジェラ・アキ等と活動する方々だそうです。そりゃあ②の完成度が高いのもうなずけます。そしてクリスタルPさんとはどういった方なのか…。
講演の内容は上記のような内容でした。れPさんはプリントがあるから見れば思い出せるんですが、クリPさんの内容がかなり忘れちゃってるなあ。基調とかクズとか全然関係なかったけどw
3レン腐さんのCDは、キッドP作曲・クリスタルP編曲とか、れれれP作曲・クリスタルP編曲とかいう曲もあるわけで、クリPさんの元にはどのようなデータが届いてどんな編曲作業をするのかうかがったところキッドPさんいわく
「(講演で聴いた②より)もっと簡単な形。コードとメロディーがある程度。あまり肉付けしないでくれと言われている。」
だそうです。新譜「純情可レン!」ではれPさんとクリPさんが編曲なさっててお二人の音の違いが顕著に出てるそうですよ。(まだ聴いてない。すみません)
特に買い物もせずそのまま帰りました。何しに来たんだって感じですが、貴重なお話を聞けたので嬉しかったです。
ハンバーグの「さわやか」行き忘れたけどどうやら浜松駅から歩いて行ける距離にはなかったようなのでもういいやw
新幹線でうとうとしながら帰りましたがちゃんと帰れました。怒涛の土日でした。
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